Google forms の基本的な設定・使い方
基本的な設定・使い方に関しては,こちらの記事を参照してください。
Google forms の画面から,[設定] を選択し,[回答] の [メールアドレスを収集する] や [回答を1回に制限する] をしたい場合はこちらから設定してください。
学校から貸し出されているタブレットがメールアドレスを自動で収集してくれる機能がついている場合があれば, [メールアドレスを収集する] や [回答を1回に制限する] をオンにしておくと,後で誰が提出したかなどを把握する際に便利(人的なミスがおこらないため)となります。
チェックボックスについて
チェックボックスは,回答者に複数の回答を求める時に使用します。下の画像の赤枠を選択すると,選択肢がチェックボックス(複数回答可能な状態)となります。
例えば,このような質問の時などに使用します。前の回答の理由を尋ねたりする時などです。
チェックボックスの回答の仕方
チェックボックスを活用して,複数回答してほしいが,その数に制限をかけたい時があります。
たとえば,”この質問には3つ以上選択してほしい”,”この質問は最大2つまでを選択してほしい” などです。その方法について紹介していきます。
これらの設定はどれも,簡単にささっとできてしまいますので,設定しておくと回答者のミスを減らすことができますね。
今回の設定に関しては,全て上の画像の場所 [回答の検証] から設定が可能です。
○個以上選択してほしい場合
選択肢のうち,○個以上選択してほしい場合,回答者が条件に適していない場合,エラーメッセージが表示されるようにできます。画像の例だと,2個以上の選択を設定しているので,0個や1個しか選択していない場合,[最低2個以上選択してください] というエラーメッセージが表示されます。
○個以下選択してほしい場合
選択肢のうち,○個以下で選択してほしい場合,回答者が条件に適していない場合,エラーメッセージが表示されるようにできます。画像の例だと,最大3個以下の選択で設定しているので,4個や5個選択していると,[最大3個までで選択してください] というエラーメッセージが表示されます。
○個選択してほしい場合
選択肢のうち,○個だけ選択してほしい場合,回答者が条件に適していない場合,エラーメッセージが表示されるようにできます。画像の例だと,3個だけ選択するという設定しているので,2個や5個選択していると,[3個選択してください] というエラーメッセージが表示されます。
この条件で1個選択させる場合は,チェックボックスよりも,ラジオボタンの方がわかりやすいと思いますが,複数個の選択ができるという面では使い勝手がよい設定だと思います。
具体的なアンケート例
例えば,アイスブレイクとして「無人島に持って行けるなら何を持っていくか」の質問をしたとします。今回は,最大で3つまでしか選択できないようにします。
先ほどの章でも紹介した通り,[回答の検証] から,
[選択する最多個数] を選択し,今回の問題では3つまでとしたので,”3” を入力します。
すると,4つ以上選択しようとすると,
この画像のように警告文がでて,次に進めなくなります。こういった回答数の制限をかけることで,質問者が回答者に質問の説明欄で説明をしなくてもよくなりますし,回答者の回答ミスを未然に防ぐこともできます。
まとめ
今回は,Google forms のチェックボックスの回答数を指定した質問の作る方法について解説しました。Google forms を使ってできることについて,他の記事にもまとめてありますので,ぜひ併せて読んでみてください。
では!
コメント