Canvaを活用した事例紹介
以前Canvaを活用した学級活動や授業について紹介した記事を書きました。ぜひこちらも参考にしてください。
授業に特化させた活用方法
俳句作り
地域の特色として俳句を作っているということを聞きます。国語の学習の中でも俳句を扱い、自分で季語を入れながら、想いを表現したりする学習があります。その時に Canva を 活用し、俳句の文章だけではなく、その絵にあった背景やイラストなどとともに表現する活動を行うことができます。

理科の実験結果をリアルタイム共有
理科の学習では実験後の結果の確認が欠かせません。しかし、実験が複雑になればなるほど、その結果の共有に時間がかかってしまいます。本当に時間がない時には、一部の班の実験結果をもとに考察を書くなんてことも実際あります。その実験結果の確認をリアルタイムでできたら良くないですか?Canva を用いることで、実験結果の確認を行うことなく、常に他の班の結果を見ながら考察へ移行することができます。
今回はCanvaの中でも『共有』という機能を使います。この機能のおかげで一度に複数人が同時に同じ画面を操作することができます。それによって、1つの表に同時に実験結果を書き込んでいくことができます。あらかじめ以下の表を作成し、空いているマスに結果を入力していくようにします。


『共有』の機能を使う時には注意も必要です。勝手に他の人の班の結果も変更してしまうことが可能ですから、「自分の班以外のところは触らない」というルールを徹底しなければなりません。
総合の共同調べ学習
以前であれば、個人で調べたことをまとめ、班ごとに交流し、班の代表者が紙などにまとめる方法をとっていました。しかし、Canva を活用することで同時に編集することができるので、班員全員で担当箇所を決め、同時に編集していくことができます。3分割で作成すれば、3人で役割分担し、短時間で制作することができます。

教育現場で注目! Canvaを使った授業のアイデア3選 まとめ
canvaを授業の中で活用しようとすると大変そうかと思いますが、子供たちが使い方を知れば知るほど活用の幅が広がってきます。 今回は、実際に私が授業の中で活用した例を3つ紹介しました。普段の授業に少し手間を加えるだけで、児童生徒が自分たちの手で立派な成果物を作成することができ、満足感や達成感を味わうことができます。
また、使用していく中でインターネットのマナーやルールの大切さなどを自然と学んでいくことができ、これからの時代に求められている”使い方”が身についていきます。
ぜひ、活用してみてください!「こんな活用もしてみました」という実践例がありましたら、コメントまで教えてください!
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