アンケートはGoogleフォームで簡単集計

効率化

この記事はこんな人におススメ

あなたの勤務校ではどのようなアンケートが実施されていますか?そしてそのアンケートは誰が,どのように集計していますか?もし,手作業で行っているのであれば,Google フォームを使って,業務の改善を行いませんか?簡単なアンケート作成をデジタルで行うだけで,アンケート作成にかかる労力だけで,集計まで自動的に行ってくれる他,印刷のコスト,配布回収の煩わしさからも解放されます。

・アンケートを紙に印刷して実施しデジタル化したい方
・アンケート実施後の集計がめんどくさいと思っている方
・Googleフォームを活用してアンケートを作成したい方
におススメとなっております。

あるのすけ
あるのすけ

わたしの勤務校では,およそ7割の学校から配信するアンケートをデジタルにすることに成功しました。そのおかげで,担任の業務量の減少,アンケート実施担当教員の集計の業務がほぼなくなりました。

アンケートをGoogleフォームで簡単作成

Googleフォームを使うメリット

①簡単にある程度のクオリティのアンケートを作成できる
②アンケートの答え方の種類が多い
③アンケートの回答ミスや漏れが起きない
④集計が自動
⑤スプレッドシートとリンクができる
⑥無料

例えば,アンケートを実際に作成していくと,質問内容によっては分岐させ,”この質問に「はい」と答えた人だけ,次の質問に答えてほしい”といったような質問を作成することがあります。その際,従来の紙であれば,”この質問は問○で「はい」と回答された方のみお答えください” の文言を入れていました,そういったことがGoogle フォームを活用することで必要なくなり,回答ミスが起こらなくなるので,回答者も出題者も安心してアンケートを行うことができます

Googleフォームでできること

わたしの勤務校では,

・学校生活アンケート
・睡眠朝食調べアンケート
・健康観察(オンライン授業の時)
・各授業の振り返り
・授業内の学習到達度テスト
・保護者への学校生活アンケート
・三者懇談調べ
・授業参観参加希望調査

を Googleフォームで行っています。

テストにするとメールアドレスで個人情報を集めることができ,スプレッドシートと組み合わせることで,誰が,どのように回答したのか知ることもできます。

アンケートを作成しよう

新規作成からフォームを作成 or テンプレートを選択

[新しいフォームを作成] , [テンプレートを選択]のどちらかを選択しましょう。今回はテンプレートを選択し,進めていきます。

各種アイコンを理解しよう

説明を見てわかるものはいいと思いますが,”質問のインポート”,”タイトルや説明を追加”,”セクションを追加”については補足説明をしておきます。

”質問のインポート”

以前作成した質問を使いまわしたいときに,わざわざ文章をコピペしたりする必要はありません。”質問のインポート” から使用したいフォームを選択し,その中の必要な質問のみを追加することができます。同じような質問を行う際には,便利な機能です。

”タイトルや説明を追加”

上の画像のような説明だけのブロックを追加することができます。使い方としては,具体的な説明が長くなるとき,質問の答え方が変わる時の補足事項などを質問の直前に挿入できるので,便利な機能です。

”セクションを追加”

セクションを追加することで,質問の内容が大きく変わるときに回答者が回答しやすいようにできたり,特定の質問に ”はい” と答えた人と,”いいえ” と答えた人で次の質問を分岐したい時などに使用します。この ”セクションを追加” 機能は非常に便利ですので,使い方をマスターしておくとフォームの活用方法に幅を持たせることができます。

質問内容を書く

質問の内容を記述すると,それに従って記述式なのか,ラジオボタンにするのかなどある程度自動で選んでくれます。よく使うものとしては,1つのみを選択させる『ラジオボタン』,複数選択させる『チェックボックス』,コメントや質問などの記述で答えさせる『記述式』『段落』です。この中から,自分の質問したい内容に適したものを選択し,選択肢を追加していきます。選択肢に ”その他” を追加することもできます。

必須の質問か任意の質問か

質問によっては,必ず回答してほしい質問と,答えられる人のみに回答してほしい質問とがあります。左下の ”必須” のところのチェックを外すことで,任意の質問に変更できます。必須の質問は回答していないと,送信できなかったり,次のセクションに移動することができないようになります。つまり,重要な質問の回答者の記入漏れを防止することができます

プレビューでアンケートをチェック

実際に自分で作成したアンケートをプレビュー画面で回答してみるとよいでしょう。ここで問題なければ,右上にある [送信]を選択し,URLなどを送信すれば相手にアンケートに答えてもらえるようになります。

このURLを使ってQRコードを作成することで,QRコードからも回答できるようになり,便利です。

アンケート結果を分析しよう

Googleフォームには自動で集計し、グラフまで表示してくれる機能があります。回答されると直後から,結果が表示されます。質問ごとにグラフや,割合まで表示されるので,すぐに分析が可能です。また,このグラフは右上のアイコン(□が2枚重なったもの)をクリックするとコピーすることもできます。

さらに,より細かくみたいときには、質問ごとにも,回答者ごとにも表示できます。自分の分析したいことによって,それぞれ活用してみましょう。

アンケート結果をもっと細かく分析する

自分なりにデータを分析し、わかりやすいようにまとめたいということであれば、スプレッドシートにアンケートの回答をリストに自動でまとめてくれます。既存のスプレッドシートがあるのであれば,下の選択肢を選択し,そのシートにアンケート結果を追加することができます。

クロス集計したりするためには,スプレッドシート内で集計し直した方が,より綺麗に分析結果を示すことがきできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は,Googleフォームの基本的な使用方法について説明しました。

実際に活用している実践例は別の記事でご確認ください。

では!

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