いよいよのこり1ヶ月で令和4年度が終わります。最後の学級通信は1年間の成長を確認する場として、いつもより丁寧に作成するのではないでしょうか。そんな中で、「個人メッセージ入りの学級通信ができたらいいな」と思ったことはありませんか？1人1人成長したことは違いますし、その児童生徒のみに伝えたいことなどある場合、全体の学級通信で記載しない方が良いこともあります。ただ、個人的な学級通信を作成すると言うことは、40人近くの児童生徒分学級通信を発行しなければならないと言うことです。
普通に1つ1つ作成していたら、すごく時間がかかって嫌になってしまいますよね…
そこで今回はCanvaを用いた学級通信の応用として、個人メッセージ入りの学級通信の作成の仕方を紹介したいと思います。
Canvaで学級通信を作成
まず、Canvaで学級通信を作成します。 写真などもフレームを使って挿入することで、ただ挿入するよりも、デザインを加えた学級通信を作成することができます。
今までの体裁があり崩せないと言うことであれば、今まで作成していたデータを書き出し、Canvaに入れることで、必要な文章などのみ追加すると言う方法でもできます。
個人メッセージは “一括作成” を使う
ここからが個人メッセージを入れた学級通信を作るために必要な作業になります。
事前にエクセルやNumbersで児童生徒ごとのリストを作成
リストには、児童生徒の名前とメッセージを記入します。Canvaで読み込む際には、1行目がタイトルとなるので、自分がわかりやすいようにしておきましょう。
リストを作成する時には、文字数をある程度揃えておいておいた方が後で配置を変更しなくても良くなるのでおすすめです。
Canvaでリストを読み込む時には csv 形式でないといけませんのでデータの書き出しには注意が必要です。また、テキストは UTF-8であることも確認しておくと良いでしょう。
リストから一括作成する
左のタブから、『一括作成』を選択し、『csv をアップロード』を選択します。そして、先ほど書き出した csv ファイルを選択します。
適当な場所にテキストを追加し、右クリックし『データの接続』を選択します。すると、先ほど作成した csv ファイルのタイトルがでてくるので、任意の項目を選択します。上の写真で『名前』を選択すると、Canvaの編集画面に『｛名前｝』というテキストボックスが出てきます。これでデータの接続が完了です。『メッセージ』の項目も同様に行います。
体裁を整えたら、『ページを生成』を選択します。すると、新しいタブが開き、リスト1行ごとにページが作成されます。
今回は3人分しか作成していませんが、40人分作成すると一括作成のありがたみが非常にわかります。
一括作成したものを印刷
作成した学級通信は、右上の『共有』を選択し、『ダウンロード』を押すと、上の画像のようにファイルの形式などを聞かれます。PDFを選択し、ダウンロード後に印刷を行えば完了です。
Canva で個人メッセージ入りの学級通信を作成する方法 まとめ
いかかだったでしょうか。
Canvaを使った個人メッセージの学級通信を作成する方法を紹介しました。Canvaの機能である一括作成を用いることで、非常に簡単にそしてスピーディーに作成することができます。 やり方も、単純でいちど やり方をマスターすれば、個人へ向けた学級通信だけではなく、個々の賞状やコメントなどにも、活用することができます。
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