夏休み明けの課題チェックを児童生徒に任せる

効率化

さて夏休みが明けると,夏休み前に児童生徒に出した課題のチェックが待ち受けています。これが本当に大変。なんとか簡単に ”出した・出していない” がわかる方法がないか考えた結果,タブレットを用いることで容易にチェックすることができました。今回はそんな方法を紹介します。

あるのすけ
あるのすけ

児童生徒のことを信用できなければできませんが,夏休み明け始めての学級での活動にできるのでわたしは毎年行っています。

事前の準備

Googleフォームの作成

Googleのアカウントがなくても並び替えができるように,Googleフォームのはじめに,対象のクラスの名簿を作成しておき,児童生徒が自分で選択できるようにしておきましょう。内容に関しては実態に合わせて変更が必要です。

Googleスプレッドシートの編集

Googleフォームから送られてきたものをリアルタイムで自動で集計などが行われたら,とても楽ですよね。当日に提出できていない児童生徒に対して,すぐにフィードバックできる点が最も良い点です。

手順は,

  1. Googleフォームからのデータを編集できるよう関数を組む
  2. フィルターを用いて並び替えを容易にするように準備
  3. 未提出や再提出の場合に色をつけたり,完了チェックボックスを準備

Googleフォームから送信されてくるデータをリアルタイムに自動で編集できるように別ページに提出物チェック一覧表を作成しておきましょう。そのページの中に,Googleフォームから送られてきたデータから誰が,どの提出物を出したのか,出していないのかを一目で見ることができる名簿一覧を作成します。

”あと少し” の場合と,”できていない” の場合で色分けを行うことで,後の指導で楽ができます。色分けに関しては,上のタブの『表示形式 → 条件付き書式 → 完全に一致するテキスト 』から設定できます。

提出物を集める時

QRコードを使ってGoogleフォームを配付

Googleフォームを児童生徒に渡すときに,おすすめなのはQRコードを電子黒板や,大型モニターなどに出力しておくことで,サクッと配付することができます。

あるのすけ
あるのすけ

Googleで『QRコード 無料』などと調べると,無料でデザインも選べるサイトがいくつかできてきます。

Googleフォームで簡単チェック

児童生徒はGoogleフォーム内の説明を読み,各チェック項目に沿って提出物の状況を確認し,フォームを送信します。

あるのすけ
あるのすけ

提出物チェックはできていないという ”アラ探し” をするわけではありません。あくまで自分達の夏休みの頑張りを確認するようにしたいという指導をしておく必要があります。

夏休み明けの課題チェックは児童生徒に任せる まとめ

Googleフォームを用いることで,簡単に ”出した・出していない” がわかる方法を紹介しました。タブレットを用いることで容易にチェックすることができ,昨年度は提出物チェックが非常に楽でした。

課題以外にも学校によっては,雑巾や日記などの提出物もあると思います。そういったものも今回紹介したGoogleフォームやスプレッドシートを改変することで,一気にチェックすることができます。

あるのすけ
あるのすけ

Googleフォームを使わず,スプレッドシートのみ共有する方法も試しましたが,誤操作があったりして大変でした…データを管理する上でもデータを集める場所と,集計する場所を分けることが必要だなと感じました。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 教育ブログ 教育者(中学校)へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました